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JJ これから日本で一番やりたいこと

2017/02/16









兵役後初ライブ、今の思いは 「JYJ」 ジェジュンさん
浜田奈美
2017年2月16日14時54分


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「軍隊行く前より、肌を出すのが恥ずかしい」と告白。兵役中は筋肉が付いて体重が80キロ近くまで増えたが、除隊から40日で自然と10キロ以上落ちたという=横浜アリーナ、©C-Jes Entertainment Co.,Ltd.All rights reserved.


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ステージでリラックスして観客とトーク。「2年でたくさん単語を忘れた」というが、日本語は相変わらず堪能だ=横浜アリーナ、、©C-Jes Entertainment Co.,Ltd.All rights reserved.


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韓国語の歌のいくつかを日本語で歌い、間に合わなかったものは字幕を用意。これから日本で一番やりたいことは、「日本語でアルバムを出すこと」だという=横浜アリーナ、、©C-Jes Entertainment Co.,Ltd.All rights reserved.



韓国のアーティストグループ「JYJ」のキム・ジェジュンが1年9カ月の兵役を終え、アジアツアー「The REBIRTH of J」で来日した。韓国の青年なら誰しも経験する兵役を全うし、ほぼ2年ぶりに再会した日本のファンへの思いなどを聞いた。


 ――初めての兵役生活はどんな日々でしたか?

自分より10歳近く若い人たち十数人と共同生活してたんですよ。僕にもこれは初めての経験でしたね。でもみんな「芸能人ジェジュン」としてではなく、一人の軍人キム・ジェジュンとして接してくれました。うれしかったですね。


 ――芸能生活とのギャップに、慣れるのは容易ではなかったでしょう。芸能界を目指して様々なアルバイトをした経験のあるジェジュンさんでも、苦労が多かったのでは?

僕が色々とアルバイトをして頑張っていたのってずいぶん昔のことですよね? でも大人になると若いときの純粋な気持ちをどんどん忘れちゃうじゃないですか。軍隊生活でよかったのは、そういう気持ちを思い出したことです。二十歳になったばかりの若者たちと過ごしながら純粋な話を聞いて、「自分も昔はそうだったな」って。軍隊生活を通して、ピュアなころの自分を思い出しました


 ――兵役の中で学んだことも多かった?

芸能人としての生活の中では、周囲の人たちが僕のために色々と頑張ってくれますよね。でも軍隊はなにごとも自分の力でやるべき場所だから、仲間たちと力を合わせ、自ら行動しないと、最後は自分がつらくなるんですよ。
そういう生活の中で仲間たちと力を合わせて働き、生活する中で、「デビュー前はこんなふうにやってたな」って思い出しました。ですから(除隊後の)いまは、ただみんなに支えてもらう、頑張ってもらうだけでいてはダメだな、と思うようになりました


 ――軍の音楽祭などで歌う機会もありました。

ミリタリーの服を着ていると、何をするにも緊張しちゃうんです。その服を着ているだけで責任感を感じるし、一般人だとやってもいい行動でもやってはいけないことばかりになりますからね。立っているときも、両手をぴんとそろえて緊張してないといけませんし、言葉遣いも違います。「ジェジュンでーす」じゃなくて、軍では「二等兵のキム・ジェジュンです!」と言わなくちゃいけないんです。
でも、歌うときだけは自由でいられたんですよ。特に音楽フェスティバルの時は軍人だけじゃなくてファンの方々もいっぱい来てくれて、あの時だけちょっと調子にのっちゃった。歌いながら「俺はジェジュンだぞ!」って気持ちで調子にのっちゃいました(笑)


 ――兵役生活で、ご自身の内面や世界観に変化はありましたか?

2年って時間は、長くもあり短くもあるんですよ。色々なことを軍隊で考えたから、自分のマインドが変わるかなと思ったんですけど、意外にも変わらないんですね。
こうして元の生活に戻ってみると、あっという間に慣れちゃう。軍隊から離れて2週間ぐらいは色々なことが不自然に感じられて「どうしたらいいの?」ってことの連続でした。でも、いまこっちの生活に戻って40日ぐらいですけど、軍隊でのことがずっと昔のことのような感覚ですね。人間って、その時その時の環境に慣れるのが早いなって、驚いてます。


 ――そして元気でファンの元に戻りました。横浜での初日、ステージに立った瞬間、どんな気持ちでしたか。

うれしかったですよね。どれぐらいうれしかったか……言葉にできないですね。すっごい久しぶりだけど、久しぶりじゃない感じ。自分にとって日本は海外だけど、若いときの活動量が一番多かった国だから、第二の母国なんですよね。「久しぶりに家に帰って来た」って感じでした。


 ――復帰して初のツアー「The REBIRTH of J」は、どんなコンセプトでしょう。MCでは「10年」をテーマに、会場のファンたちとのトーク企画も用意しましたね。

このツアーで僕がファンにお見せしたいのは、「入隊前とは何も変わっていないジェジュン」なんです。1年9カ月の軍生活でいろいろと経験して、内面的に変わったものもあるけれど、みんなの前に立つのは2年前と同じジェジュンだよ、ということをアピールしたかったんです。
いまデビューして13年。色々あったじゃないですか。だからみんなの「10年」のことを聞いてみたかったし、僕が軍隊でデビュー前の感覚を思い出したように、「10年前のことをちょっと思い出してみて」って思いもありました。


 ――13年のうち後半は、芸能活動をめぐる訴訟などがあり、テレビの音楽番組に出られないなど困難の連続でした。問題も徐々に解決し、兵役も終えて「さあこれから」という気持ちでしょう。日韓でどのように活動を展開していきたいですか?

これは僕の人生なんですが、芸能界での人生はどうなっていくのか、僕自身も分かりません。一生懸命、頑張り続ければ、よくなっていくんじゃないでしょうか。そう信じたいですね。
芸能界って、難しいことがいっぱいあるじゃないですか。その難しいことの深い部分は、ファンのみんなに言えないことがたくさんあるんですよ。その複雑なことを解決して「自由を取り戻そう」って思ってます。それがいまの僕の一番の目標ですね。自由な活動が出来たら、僕以上にファンの方々がうれしいんじゃないかな。ずっと待ってくれたみんなに喜んで欲しいんですよ。
芸能人ってファンの方々がいなくては成り立たない仕事じゃないですか? だから一人だけで楽しんだり変わったりしても、意味がないんですよ。


 ――「JYJ」として活動を始めてからずっと芸能界の難しさをかみしめてきたわけですが、それでも芸能界で生きていく「意味」を、言葉にすると。

もしいま僕がこの仕事をやめたら、それはひどい裏切りですよ、ファンのみんなに対する。「僕はこれだけやった。このへんでもういいよ」なんて。日本語では「背信」っていうのかな。

この仕事って、魔法みたいなところがあるんです。どれだけ大変なことがあっても、1回のステージで言葉に出来ない幸福感を感じさせてくれる。こういう経験が出来るものって、ほかにはないですね。おいしいもの食べたらみんな幸せですよね? でもステージでファンのみんなの前で歌を歌える、この幸福感とは比べものにならないんですよ。


 ――1月末、31歳になりました。これからの時間は、これまでの13年と重みや質が違いますよね。アーティストとして年を重ねることに、どんなプランを?

どうなっていくんでしょうね(笑)。大人になることはいいけれど、年と共に老けたり急に内面が変わったりしたら、ファンも困りますよね。年と共に変化するけれど、みんなには変化が分からないぐらいの距離、近くにいられるジェジュンでいたいですね。
近くにいれば時が過ぎても変化は分かりづらいけれど、遠くにいて久々に会うと「変わった」と思いますよね。僕、最近、親に会うとそう思うんです。会うたびに年をとっていくことに気づくんです。以前はそんなことに気づかなかったんですけど。
ファンのみんなから「ジェジュン、年取ったね~」って言われたら、やっぱり寂しいですよね。言われないように一応、頑張ってますけど。福山雅治さんとか、年を取ってもめっちゃかっこいい人たちっていますよね。あんな感じで年をとっていきたいです。


 ――ライブでは韓国語の歌でも何曲か日本語に変えて歌い、ファンを気遣う姿が印象的でした。日韓を問わず、ジェジュンさんにとって「ファン」とはどんな存在でしょう。

うーん、表現が難しいね。韓国語でも難しい。
人間が生きて行くために、必要なものってあるじゃないですか。最近、僕がよく思うのは、「みなさんのおかげで光っているジェジュンですよ」ってこと。ファンのみんなは「光」みたいな存在です。僕を照らしてくれる光。みんながいるからこそ、僕が光る存在としてみんなに見えている。でも、みんながいないと、光ることのない何でもない人間なんだと思います。みんなという光で成長する生き物……光を浴びて葉をのばす「新芽」。それが僕なのかなって思ってます。


     ◇

キム・ジェジュン 1986年、韓国生まれ。2004年に「東方神起」のメンバーとして日韓で芸能デビュー。09年にパク・ユチョン、キム・ジュンスと3人で芸能事務所を移籍し、新たに「JYJ」として活動。「WWW」などソロアルバムも発表し、俳優としても映画やドラマに多数出演。16年12月に兵役を終え、1月からアジアツアー「The REBIRTH of J」を開始。日本では横浜アリーナ(7~9日)を皮切りに、大阪、名古屋、さいたまの4都市で計9公演を予定。

     ◇

「ひさしぶり!」。約2年ぶりに日本のステージに立ったジェジュンが満面の笑みで叫ぶと、会場を埋め尽くした観客も大歓声で応じた。歓喜の源には、兵役の「2年」という時間のみならず、ジェジュンが語った芸能界の「難しいこと」の前に、ファンも困惑してきた歴史がある。
JYJの3人にとって、移籍や日韓での芸能活動を巡る複数の訴訟が一段落したのは2014年春。ユニット結成から4年以上の間、ファンは3人の姿を音楽番組やバラエティー番組で見ることがなかった。ネットに情報を追い求め、時には韓国にライブ会場を訪ねて歌声に接してきた。
だがその境遇が双方を深い「絆」で結ぶことを印象づけたのが、ジェジュンが観客にとっての「10年」を尋ねるMCの企画だった。少女期にファンになり、必死で韓国語を学んで通訳になった二十代の女性。母親の影響でファンになったという青年は、隣に座る母親とともに会場から拍手を受けた。12年のJYJ南米ツアーでファンになり、はるばるチリから来た女性は、韓国語で書いたボードを掲げていた。一人のアーティストへの憧れが、実に多様な「十年」を形作ったのだった。
横浜会場の最終日、アンコールに応じたジェジュンは涙を流し、こうあいさつした。「デビューの時、80人の前で歌いました。時間が過ぎ、観客がまた80人になっても、僕は歌い続けます」


(浜田奈美)



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ハマ55
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トウキョウトセタガヤク
2011年5月に登録




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